着ぐるみの写真を撮る。
戦場である。
モバイルカメラやデジカメを持った人が被写体であるキャラクターを狙っている。
また、握手を求めに行く人、立場の差を使っていじめる人、誘導してきた人のさまざまな思惑が入り乱れている。
ワタシが握手だけから写真を求めることにしたのはつい最近のことだが、何も考えずに握手していた時代と比べると、「良い写真」を求めることが相当難しいのかということを実感している。
他人が混ざろうが、キャラクターがとんでもない方向を向いてても良いという写真ならば困ることはないだろうが、写真を見ても何のキャラクターかわからないでは意味がないもの。カメラに振り向かせることから始めなければならない。
振り向かせたとしても、シャッターチャンスを伺っているときにキャラクターに近づいていく人に注意するのは重要なことである。
しゃがんでしまって頭だけしか写ってなかったとかあるからね。
かと言って、近づいていった人をにらみつけるのはご法度だが。
難しいのは相手(キャラクター)が言葉によるコミュニケーションができないため、撮影する意図をどうやって伝えるのかという問題点がある。
カメラを見せればよいという問題ではない。
解決策は残念ながら見つかっていない。
現状ではオーバーアクションでコミュニケートしているけど、正しいかどうかはわからない。
写真の撮影後はキャラクターの公共性を考えて、相手(キャラクター)からのリアクションがない限り、その場を離れるべき(キャラクターを見るのは自由)だと思う。
何度も何度も同じキャラクターを構図を図って狙っていくのは問題だとは思うのだ。
で、明らかに失敗した作品は事情を誘導してきた人に説明して客が減った段階でもう一度撮影と。
占有しててはダメだからね。
あまりこんなことは書きたくなかったのだが、技量というか動けないキャラクターっているよね。
あたふたしているもの。
要求しても、無理ということはあるので…。
その際は、我慢。