馬並さんのひとりごと

馬並さんがいろんなことについて何気なく語るBlog。

名古屋市営バス再編成 素案から変更

7月に発表された地下鉄桜通線野並〜徳重開通に伴う名古屋市バス再編成で、地域懇談会が3回と各ツールでパブリックコメントを求めた結果、一部で見直しを実施することになった。

再編成の内容については、公式が詳しいので省略するが、素案を変更するもののうち、交通局の失策が原因というのは、1つ(名港16、中京病院の正面を経由しなくなる)ぐらいであろう。

 ファイル:http://www.kotsu.city.nagoya.jp/dbps_data/_material_/localhost/_res/bus/_res/img/rosen-saihennseiH23.3.27.pdf(PDFファイル)

地下鉄桜通線の当該区間野並〜徳重の開通が平成23年3月27日(日)。市バスの再編も同日実施される。

今回は、上記ファイルをダウンロードした上で吟味したものと、馬並さんがインターネットで調べてみた地域懇談会の結果を比較した上で、どういった形で3月27日を迎えるのかを紐解いてみたいと思う。

ちなみに事業量が大きく増加せず、収支についても影響が小さくなり、かつお客様の利便性が挙げようとする前提条件が付くので、今回、一番大きく対応できた経路変更についても、対応率は43%に留まっている。

・相川3丁目

鳴子町から藤田保健衛生大学病院

相川3丁目は相生山駅の駅勢圏となるので、本数を減便して巡回系統がちょこっとだけ走ることになる予定だったバス停。たしか470mだったかな。

当然、そんなことはなく、yahoo!の地図計測で690m。坂道(急勾配)になるので、駅まで歩けないという要望が出た。ただ、要望では地下鉄鶴舞線へのアクセスがなくなるということも出てたようだが、こちらはかなわなかった。

鳴子町から藤田保健衛生大学病院は、これまでの野並14系統。これが素案では地下鉄相生山から出ることとなったので、運賃が3倍(実際には2倍)になると、要望が出たところである。

どうも、伸びた先の島田一ツ山から藤田保健衛生大学病院へのアクセスが見込めなかったのかどうかわからないが、これが地下鉄鳴子北の発着に変わり、鳴子みどりヶ丘から鳴子町を経由して行くことになったため、相川3丁目も経由することになり本数が増えたことになる。

野並住宅

転回場があったところで主に野並路線が使っていたところ。そのために利用頻度と比べると多くのバスを走らせていたが、今回の再編成で不要になり廃止することから、急激に減少することとなった。しかし、これまでと比べると減らしすぎたからか、本数を増やしてほしいと要望が出て、平日に16本増回することになった。これについては、将来的に徳重延伸時には廃止することを地元に言っていたのかがかなり疑問である。

・幹鳴子1

すべてを地下鉄鳴子北〜緑市民病院〜大清水にする計画だった系統。しかし、地元住民からいろいろできる徳重地区へ結ばないのはおかしいと要望が出た。徳重地区には支所があって、図書館、証券会社、そういえばでかいショッピングセンターができたのかな。

この区間地図を見てみると、新瑞12が地下鉄徳重には行っている。長時間通勤のため、地下鉄に座りたいので要望したのかとも考えた人もいるが、ワタシが思ったのは、逆に地下鉄鳴子北へ向かって、地下鉄運賃を安くしたいのではないかと考えた。バスの運賃は一律200円。地下鉄は区間制となっている。

・神宮11

神宮11の相生山住宅行き。今回の再編では新瑞橋発の12本が削られるが、なぜこれを地下鉄駅まで伸ばさなかったのかが気になる。新瑞橋が地下鉄の駅だといわれればたしかにそのとおりであるが、時間を計算したい人には使えるのではないかと思ったのだが、これは幹原1(島田一ツ山)や鳴子11(地下鉄植田)でまかなえるという判断であろうか。

今回新瑞12系統は地下鉄徳重だけになって、池上とかのルートは廃止になる。(現状も少なかったけど)

再編になって、問題にならなければいいけど。

名古屋市営バスの乗りまわしを2月と4月にやってみようかと考えている。

この2回でどう変わるのか、楽しみにしたいと思っている。