馬並さんのひとりごと

馬並さんがいろんなことについて何気なく語るBlog。

特定機密保護法案可決で思ったこと

特定機密保護法案というのが、6日可決した。

この法案、ワタシの意見としては、現状、機密事項はダダ漏れであるから、法案としては必要だと思うが、ただ、法案の中身、国会答弁、採決などどれを取っても評価に値しない法律である。

4分野とか言っているが何が秘密かもわからない、国会答弁は大臣の言ってることが途中で変わる、委員会は強行採決で怒号が飛び交ったり、野党は委員長席に押しかけていってなし崩しに賛成しているでは、一度解散せよと言いたくなる。

TPPの関税だって、機密と言われれば、国家機密になるだからね。

で、60年後に公開…って覚えてる人、どれぐらいいるんだ?さらに、延ばすことができるって、どうかと。

外では、この法案に反対している人が詰めかけて、反対運動を行っていた。今日からは場所と名称は変わったらしいが、施行拒否とかウンタラカンタラで動き出した人もいる。

今回の件、たぶん国家公務員は法律を恣意的に解釈して、拡大解釈しない、言えばわかると国会議員が思い込んでいるのかもしれないが、公務員が省益のために…というのは何度となく見せられた行為。

今回もかな…。

今回の件、マスコミはすべてにおいて否定的に報道しているが、これは思うに、知る権利を妨害されることをあるタレントさんの個人ブログでの指摘で知って、これはまずいと思ったからではないかと思います。

それまでは、特に強く言ってませんでしたし。

選挙公約にはなかった。

1月にアルジェリアで起きた邦人誘拐事件がきっかけで、機密事項が入ってこなかったから法律を作るということになったらしいが、ではなぜ、ここまでにあった参議院議員選挙で公約にしなかったのか。

公約にして反対が思ったより多くて敗北したほうがまだ潔かった。

…。