来年の春に消費税が上がる(5%→8%)ので、鉄道各社は消費税を転嫁すべく値上げのお知らせが行われている。
全国ニュースになるのは、JR東日本。電車特定区間の認識がよくわからないが、税抜き価格に1.08をかけて、ICカードは1円単位で、現金は四捨五入となっている。山手線や電車特定区間のところは切り上げなんか言っているが、ワタシのエリアはそこではない。
JR東海と名鉄、近鉄の運賃改定も発表されていて、庶民には厳しいなあというのが実感だが、税を決める人は、使わなかったり、タダだったり…。遠い存在である。
余談だが、法人関係が軒並み減税になっているのは、企業が海外に行ってしまうという危惧があるからだという意見もあるだろうが、単に自分たちの懐を痛めたくないという心理が働いているのではないかと感じる。普通に考えると、お金持ちさんも使うのではないかと思われるかもしれないが、残念ながら、必要経費のほうが支払うことにがめつい。
親から、某議員さんが新聞代を払い渋るという話を聞いたときはびっくりした。
かなりずれてしまったが、このあたりのことについて、各社のリリースを見てみよう。
関係のありそうなところだけを抜粋して書いていくが、まず名鉄から。
栄町駅から尾張瀬戸駅までは現状440円なので、距離は21〜24kmに当たる。
そこの申請運賃が450円になっていたので、10円の値上げ。
ちなみに、初乗りは170円に10円の値上げとなる。
次にJR東海。
一番使うと思われる名古屋〜岐阜は最初のページで特定運賃となっているが、四捨五入で切り捨てとなるところを切り上げして計算するとのこと。
現状450円が20円上がって、470円に値上げとなる。
ちなみに初乗りは140円のまま、4kmを超えると180円だが、そこが190円になるという。
近鉄は最近ほとんど使っていないが、たまに使うと考えられるのが、名古屋〜津の長距離。現状980円だから、1010円に変わる。ついに2000円で往復できなくなるという距離になるわけだ。余計遠ざかるような…。
名鉄バスについては、主要区間しか書いていないのでよくわからないが、瀬戸駅前〜菱野団地がどうなるのかよくわからないが、10円上がると思っていたほうがよい感じがする。でもなぜ、江南〜江南団地が据え置きなのだろうか。
値上げは4月1日から。
また、再来年の秋に…。