8人の優勝決定戦を久しぶりに見たが、いつ以来だったんだろう。
さて、各段優勝力士から。
幕 下 東11 千代翔馬(6勝1敗)(九重・モンゴル)
三段目 東36 大輝(7勝0敗)(八角・埼玉)
序二段 西10 濱町(7勝0敗)(九重・高知)
三賞。
殊勲賞 嘉風
敢闘賞 栃ノ心、勢
技能賞 嘉風
日馬富士が初日から、白鵬が3日目から休場した今場所。2日間白鵬が連敗したときに、今場所どうなるんだという思いに駆られましたが、結果、横綱が優勝しました。
鶴竜は自力での優勝の目が消えるトップとの2差があったわけですが、なんとか14日目まで連勝して、上位(照ノ富士)が連敗したので差が詰まり単独トップまで。千秋楽・本割りではけがをした照ノ富士に負けたものの、決定戦で自分の相撲で勝ちました。
ですけど、14日目稀勢の里戦での左(不成立)、右への変化はどうなんだと感じましたですね。横綱で優勝したいというのはあるでしょうが、受けて立つべき人ですからねえ。うーん。
照ノ富士は失速、13日目にはじん帯を痛める大けが。気の緩みなのか、先頭を突っ走る疲れなのか。それでも、自分まで休むのは…ということで千秋楽まで出てきました。千秋楽本割りでは鶴竜を寄り切り。来場所、綱取りの話は首脳で意見が割れているらしいですが、とにかくケガを治して活躍してほしいですなあ。
優勝争いに話が出てきたのが、勢と稀勢の里だけ。14日目には完全に優勝の目がなくなってしまいました。
日本人が争えないとは寂しいですな。実力差がないのか、おとなしいのか。早々と負けてしまってますし。稀勢の里なんて5日目に栃煌山に負けています。
あとは勢ですかね。
今場所は幕内下位でしたので、基本的に上位と当たらない位置まで下がったので、11勝(4敗)。敢闘賞受賞。
来場所は上位と当たる位置に戻るのですが、長年苦しんでいた肩の痛みから解放されたというのは大きいですね。怪我がないのが一番です。
栃ノ心。
敢闘賞です。久しぶりに聞いたような気がします。怪我して落ちていたことは知ってましたけど、小結まで戻ってきたんですな。この調子で来場所もがんばってほしいですね。
(十両・幕下で3場所連続休場したあとは幕下2場所連続優勝をしたらしい…ウィキペディアより)
※2015.11.22
間違いのため、修正あり。(鶴竜の優勝回数)