名古屋地区で使えるICカード乗車券で、2月11日にサービススタートとなる。導入当初は、名古屋市営地下鉄、名古屋市営バス、ゆとりーとライン、あおなみ線、名鉄電車、名鉄バス、豊橋鉄道で使用でき、愛知県内のサークルKサンクス(1040店舗)で利用可能となる。
1月11日に利用ガイドが配布開始となり、入手した上で熟読しているが、名鉄版は名鉄グループの、名古屋市版は、市バス・地下鉄での取り扱いについて記載されている。まさか、名古屋市営地下鉄の駅で買ったmanacaを豊橋に持っていって、豊橋鉄道の渥美線と市内線で乗り継ぎ割引が効かないなんてことはないだろう。
あとは、あおなみ線版とゆとりーとライン版を…と思っているが、サービス開始までの入手は困難ではないかと思っている。
皆さん、いろいろ2冊とも手に入れているようで、名鉄のマイレージポイントが少ないとかぶーたれている人もいるが、manacaを手に入れたらどちらのカードでも取り扱いはほぼ同じなので、ユリカとmanacaの比較をするという人は、ヲタかよっぽどケチな人ぐらいであろう。
違いとなるとかなり苦しい部分があるが、ワタシが見つけられた部分で3ヶ所あった。
まずは、カードの位置づけ。
名古屋市はマイレージを高くすることによって、実質的な値上感を和らげようとしていると感じた。新聞の投書欄にmanacaにすることによって、実質的な値上と不満を展開されることを恐れたか。
よそのカードについて、ワタシは詳しくは知らないのだが、マイレージを付けているICカードはどれぐらいあるのだろうか。名鉄を見ていると、ガクンとマイレージ数字が低くなっているが、名鉄のガイドを見ると、電車とバスだけではなくて、街中でも使えることを強くPRしている感じがした。
2点目は購入方法と金額。名鉄は無記名式だろうが記名式だろうが、販売価格は2000円(デポジット500円含む)だが、地下鉄は1000円、2000円、3000円、5000円、10000円と設定できる。また、記名式については、名鉄は改札窓口だけの取り扱いだが、地下鉄は自動販売機で購入が可能。
記名式にしたいけど対人がだめという人は、地下鉄駅で購入できます。
3点目。
たまルンポイント。
よくわからないが、エムアイシー発行のカードであるステッカーが貼ってあれば、ポイントがたまって、いくらかになるとチャージ券を発行依頼するという特典付き。記名式を持っておく必要はあるが、どれだけ買い物をするかわからないという問題がある。
あとはどっちのカードを持っても、名古屋市発行のカードで早期ポイントが出る(抽選かな?)ぐらいで、その他はないかと。
まだ未発表だけなのかもしれないが…。