馬並さんのひとりごと

馬並さんがいろんなことについて何気なく語るBlog。

夏場所 回顧

大関が6人になって、良かったのか悪かったのか。

幕内は大波乱でしたね。

各段の優勝力士。

 幕 内 西前頭4 旭天鵬 勝(初)(12勝3敗)(友綱・モンゴル)

 十 両 西2 玉飛鳥(12勝3敗)(片男波・愛知)

 幕 下 東16 寺下(7勝0敗)(阿武松・石川)

 三段目 東49 太田(7勝0敗)(北の湖・徳島)

 序二段 東22 巨東(7勝0敗)(玉ノ井・福島)

 序ノ口 西5 大砂嵐(7勝0敗)(大嶽・エジプト)

三賞

 殊勲賞 豪栄道(1)

 敢闘賞 栃煌山(2)、旭天鵬(6)

 技能賞 妙義龍(2)

真面目に旭天鵬栃煌山が優勝決定戦をやってると想像できた人はどれぐらいいるのだろうか。平幕同士の優勝決定戦や、ましてや決定戦の結果で平幕が優勝するということは過去なかったらしい。(現在の優勝制度になって以降)

結果は旭天鵬の勝ち。いつもの相撲が出たか。本割の対戦成績も旭天鵬のほうが分がいいですからね。懐が深いところか。

旭天鵬は20年目で初の幕内最高優勝。申し訳ないけどこの人は善戦するんだけど…的な人だったので、結果にはびっくり。

優勝争いを引っ張ってもらわなければ困る大関は、琴奨菊は怪我か。稀勢の里はどうももろいところがあるのか、肝心なところで負けますな。千秋楽は勝てば決定戦だったのですが、そこで負けてしまいました。ま、勝っていたら千秋楽時点で3敗もしてないでしょうけどね。

琴欧洲は…千秋楽休場になってしまいました。栃煌山が不戦勝になったことで気合が入っていただろう4敗勢に優勝の目がなくなり、興味をそがれたということは否めないと思います。広報部長のコメントで前日までにならば割り返ししてでもできるということで、非常に残念です。

白鵬は結果5敗ですか。

初日に負け骨折、7日目から3連敗といつもの白鵬らしくありませんでした。骨折が微妙に影響していたのではないかなと思います。でも、千秋楽まで勤め上げたことからも責任感はありますね。

白鵬に土をつけた4人。境川勢があるかと思います。この中で勝ち越したのは 豪栄道だけですか。大関4人を倒した妙義龍もよかったですな。

下のほうでは碧山もよかったな。11勝4敗として、決定戦にというのも期待したかったが、千秋楽を戦う頃には権利がなくなってしまったからね。

大関6人になってのサバイバル戦。早い段階で大関が登場してきたり、横綱大関の星のつぶしあいも早い段階から出てきました。

誰かが昇進するより誰かが陥落するのが早いと思うのはどうしてでしょうか。

皆さんが8勝7敗で最後帳尻合わせされるのも困りますが。