審判部の計らいなのか、順番が変わりましたな。
おかげで千秋楽が盛り上がったというか。
各段の優勝力士。
幕 内 西大関 日馬富士 公平(2)(15勝0敗)(伊勢ヶ濱・モンゴル)
十 両 東11 千代の国(11勝4敗)(九重・三重)
幕 下 東5 山口(7勝0敗)(宮城野・東京)
三段目 東9 渡辺(7勝0敗)(貴乃花・山梨)
序二段 西49 栃大邦(7勝0敗)(春日野・栃木)
序ノ口 東17 岩崎(7勝0敗)(木瀬・東京)
三賞。
殊勲賞 該当者なし
敢闘賞 魁聖(2)、舛ノ山(1)
技能賞 妙義龍(3)
千秋楽結びで優勝が決まるという調べてみると1983年秋場所以来の事象。基本的に千秋楽の結びは東西横綱の直接対決となるので、基本的に大関が出てくることはないのですが、結構長い間、1人横綱が続いているので、大関と当たるのですが、なかなかね。その大関がふがいないので…。
今回は通常、下から順番に充てると千秋楽は稀勢の里でしたが、全勝で来ていた日馬富士に。
順番通りに充てることもあるので、これはありがたい取り組みでしたな。
優勝した日馬富士。
あっちこっち怪我をしている印象があったが、今場所はテーピングが見当たらなかった。新聞記事を読んでいるとまだまだ治りきってはいないということらしいのだが、何か変わった部分があったのか、好調で千秋楽まで勝って全勝優勝。
大関の全勝優勝って、いつ以来だろうか。
また、他の大関も星のつぶし合いを始める前の8日目までは全員が2敗。そこからは琴欧洲、鶴竜、稀勢の里が3勝3敗、琴奨菊、把瑠都が2勝4敗。
これはどう取るのか。
特定の相手に弱いのか。
白鵬は何か怪しい部分があったものの、14日目までは全勝。でも、14日目には変化したそうな。とりあえず勝ちに走るという面があったのかもしれないが、横綱が容易に変化してはねえ…。
そこが千秋楽あっさり負けるという遠因になったのかも。
秋場所。
日馬富士は綱取り場所になるという。
今度は怪我をせずに乗り切ってほしい。
できれば優勝で。