富士山が世界遺産登録されたという。
富士山に入ったことがない、美術には興味がないワタシにとっては、何もピンと来ない話ではあるのだが、中日新聞に掲載されていた「富士山の登録内容」の図によると、北は河口湖から南は富士山本宮浅間大社まで。で、ユネスコの諮問機関、イコモスによる事前審査で富士山から45km離れていて「遠すぎる」とか消波ブロックなどによって景観が損なわれていると指摘された三保の松原は皆さんの頑張りがもとで、会議で含めるべきだと意見が続出、覆って富士山の構成資産として認定された。
絵で描かれているらしいね。(何か知らないけど)
登録が決まってから、現地の静岡、山梨両県、三保の松原を含めた現地の皆さん、テレビでは埼玉県富士見市がやってたかな。みなさん喜んでいる。
これから問題点も多い。
今日も既にたくさんの人が富士山や三保の松原を訪れていたらしいが、世界遺産に登録されたということで、来る人は増えるであろう。
ゴミが増える。
入山規制をやらなければ…と思ったりしているが、規制となると登山客を当て込んだ人に反発を食らう可能性が高い。
さらに、環境を変えてしまうと登録抹消という憂き目もある。
難しい…といってもワタシがどうすることもできないし、富士山に登る気も、三保の松原に行こうという気もないけどね。
いっしょに中日新聞に書かれていたのが、富士山の弾丸登山の話。首都圏の人が仕事帰りに夜を徹して登山をして、休憩を取らずに下山すること。
気圧の急激な変化に対応できないということで、たぶん、弾丸登山をする人も出てくる(やらないでほしいが)だろうから、遭難というリスクが高くなる。
どうなるんでしょうなあ。