「横断歩道では手をあげて」が交通安全教育のトレンドになっているようである。
愛知県では2010年度から「ハンド・アップ運動」というのをやっていたらしいが、まったく知らなかった…と言うのはさておき、2021年度は全県的に推進しているという。
信号のない横断歩道での歩行者の死傷が多いらしく、横断歩道で手をあげることで、渡る意思を見せ、ドライバーに気づいてもらうというのが趣旨だそうだ。
背景には横断歩道で歩行者が待っていても車が止まってくれないというのがある。
JAFの調べによると2020年度で21.3%。8割の車が止まってくれないらしい。
一時停止しない理由としては4割が歩行者が横断するかわからないと回答したとか。
ワタシの場合は一度止めることにしている状況だが、車から見ると、誰か待っているとか単に立っていると思っているのですかねえ。(気が付かなかったというケースもあると思うが)
この「手をあげて」。
交通教則の本に43年ぶりに記載されたとか。
43年というとワタシが2歳のときに削除されて…なので、結構長い期間になるが、削除された目的というのは不明らしい。
…ということはこれまで言われてきた「横断歩道では手をあげて」というのは、規則でなかったとすると、自衛手段だったのだろうか。
これで事故が減ってくれればいいがなあ…。