京都のいろんな山で「五山送り火」が今夜ある。
このときに使う松を陸前高田市から高田松原の松を譲ってもらい、焼く計画が持ち上がったのだが、琵琶湖の水が放射能で飲めなくなるとかで苦情が出て、一度は中止された。
その後、今度は中止自体に反対する苦情が出たために、再検討をし、その後検査を行った結果、セシウムが検出されたので、結局使用は中止された。
さて。
少し距離は離れるが、成田山新勝寺。
護摩木祈願が9月25日に行われ、陸前高田市の高田松原の松を使おうとしたら、こちらにも苦情が殺到しているという。
なにやら、「放射性物質の影響が心配される松を燃やすことは許されない」という。
こちらも、きちっと検査をやり、放射性物質(セシウムなど)が検出された場合、検査がおたき上げに間に合わなかったときは、使用せずに祭壇上に松をまつるだけにとどめるとか。
関係ないところから見てみると、被災地支援はしたいけれども、自分の陣地(住居地)近くで影響を与えることはまかりならんというところか。
何か自分勝手な感じがする。
たぶん、苦情を叩きつける人は別人だと信じたいところだが、誰が…というのは、当然のことながら出ない。
うーん。