2歳戦の改革ということで、今年からいろんな点が変更されているが、11月は5週間で6重賞が行われる月となっている。
これまでも4つあったが、中距離路線が東京スポーツ杯2歳ステークスだけとなっていたこともあって、ダービーと同じコースではあるが、メンバーが集まって好走はしても賞金を加算できずにダービーに出走がかなわなかったケースもあることから、関西に2つ、この時期に重賞ができた。1つはデイリー杯2歳ステークスで10月から移設、新設のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスである。
さらに、アルテミスステークス、KBS京都賞ファンタジーステークス、京王杯2歳ステークスは1週前倒しされたこともあるので、12月のG1、G2に向けて、どう変化していくのか楽しみではある。
さて、馬並さんの指名馬であるが、ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスで人気薄の方のベルラップが1着、指名馬初の重賞制覇になった。期待されていたティルナノーグは7着と惨敗。デイリー杯2歳ステークスにはアッシュゴールドが、東京スポーツ杯2歳ステークスにはアヴニールマルシェが出走したが、いずれも1番人気で2着だった。
また、毎年思うことに、新馬、未勝利を勝つとこの時期、指名馬が賞金額を稼ぐためかオープンに格上挑戦して惨敗する傾向があった。
今年の場合は、関西で芝2000mの500万特別は紫菊賞と黄菊賞があったのだが、ティルナノーグとベルラップが出走して両馬とも1着。きゅう舎次第だと感じた次第。
リッパーザウィンはなぜ、オープンを…とか思ったりします。
12月は阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークスが阪神で、ホープフルステークスが中山で行われます。どこのレースに回るのか楽しみにしたいものです。
はたして、どうなりますか。