新聞にリコール不正が8割あったというところから、愛知のリコール偽造を追っている。
最初不正と書いていたが、署名していない人が勝手に名前を使われたこともあって、名称がリコール偽造になった。
いろんなところで、いろんな人が評論、個人、youtubeなどで解説しているが、テレビや新聞で報道していない、個人レベルのツイートを取り上げているところを見ていると、10年前に行われた名古屋市議会リコール(実際に住民投票が行われて解散となった)から説明されている。
ワタシとしては「ほー」と言って見るしかないのだが、今回のリコール偽造もこの名古屋市議会リコールで学習したことを忠実に(規模を大きくして)実行したなんてことは、想像できなかった。
あれも不正署名が結構な量出たという話ですからね。
ブログで10年前の記事を見てみると、実際1度はリコール不成立になったが異議申し立てで…ということだそうですし。
署名集めから知らなかったこともたくさん。
選挙があるとその期間はリコール活動ができないの(今回は岡崎市、豊山町、豊橋市、稲沢市、知立市が該当)でずれて活動するとか、請求代表者が37人いて、皆さん法的には同等な立場で1人が勝手に決められないとか、請求代表者は仮提出された署名簿を閲覧できるとか、当初から事務局とボランティアの間に軋轢があったとか。
リコール活動を継続した人たちがいて、12月4日にどうやら8割が無効でどうやら不正らしいということを記者会見してるらしいですね。共同から地方紙が掲載、東海地方ではニュースなんかでも報道されていた…とのこと。
あまり記憶にないということは、小さく報道したのを確認しただけなのだろうか。
その後、県選管が全署名を確認することを発表して、不正が8割あることが発表、県警に刑事告発し、県警が署名簿を押収したというのは皆さんご存じの通り。
読み進めていくと、大々的に不正が行われて闇は深そうな感じだが、少なくとも感じるのは、現在出てきている事務局の人間や応援団、さらには出てきていない事務局の人間まで全員黒な気がする。
被害者面してるけど。